代表挨拶

ご挨拶

JoyBizコンサルティング株式会社
代表取締役社長 恩田 勲

皆さま、初めまして。当社のご紹介をご覧くださいまして誠にありがとうございます。

今各組織体において主要なテーマとなっているのは、「働き方改革」と「健康管理」になっています。なぜこの様なことが関心事になっているのでしょうか。現在の経営環境は「VUCA」と呼ばれていますが、この状態を切り抜けるのはこれまでの延長的な価値観に基づく思考や活動ではなく、「イノベーション」という新しい価値観の創造に他なりません。

欧米でも今の経営課題は「意味のイノベーション」であると喧伝しています。しかしながらどの組織体も「頭では分かっているつもりでも行動が伴っていない」というのが実態です。この思いと動きのギャップの中で生じるエンドレスな業務処理に基づいた肉体的ストレスや心理ストレスが組織員に対して過重な状態を生み出し、それが様々な病理を生み出しているのが最大原因の様です。

イノベーションという新しい価値の創造は、従来尊ばれて学習の主軸になっていた「正解探しの合理性の追求」といったアプローチではなく「答えのない様々な可能性の中から最善解を産み出す」活動です。そして更にはそういった未経験な世界に一歩を踏み出すには時には現状否定を伴う「勇気」が求められます。ところが戦後の日本は「正解探し」の教育に拘泥し、「創造を促進」する教育や、まして勇気を掻き立てる「意志」の啓発はおざなりにして来ました。

意志の弱さは単にやる気の弱さに影響するだけでなく考える気力の弱さにも繋がり、自発的で積極的な思考の無さによって浅はかな判断とか理非分別のない行動をも招き出します。また意志から産み出される「信念の無さ」が他者とのコミュニケーションの在り方にも影響し、最近では他者やチーム内で生産的な議論をすることが出来なくなった人が頻出しています。当然そういった人にいくら知識や技能の向上を図ってもまさに「暖簾に腕押し」に終わってしまうのが落ちになっています。動きなど端から期待できるものでもありません。

私も30年間以上に渡る企業を始めとする様々な組織の経営に対する相談を受けて来ましたが、つくづく意志のない組織や人材に対して知能や技能といった表面的な介入を行うことの無意味さを実感して来ています。事実MBA派遣とか技能指導という高額な学習手段を講じて、それが組織にどれくらい持続的に貢献をしているかを振り返る限り、結果は一目瞭然のことと言えます。

こういった経験を通した中で私が辿り着いたのは、知能を方向付けたり行動を動機づける源は意志であり、意志の開発や調整無くして物事の起動もない。ましてイノベーションは尚更であるという実感でした。

JoyBizでは私の哲学観を基にLIFT(Life Intention & Force Treatment)という組織へのご支援コンセプトを構築しました。LIFTとは、「意志の在り方を活性に向けて調整すること(Intention Navigation)」と「やる気という気持ちを動機づける力を高める(Lifting Force Charge)」という2つの領域に有効なテクノロジーによるご支援を意味しています。世間で注目されている「レジリエンス(復元力)」という取り組みもこの一環と云えます。

JoyBizではこのLIFT概念の裏付けとしてポジティブ心理学を根幹の一つとしながら、実践学としてマインドフルネスなどの支柱となっている禅の哲学や手法も取り入れ、東西の思想や科学を効果的に組み入れることから有効性に拘ったアプローチに執心する姿勢でご支援をしています。その為、JoyBizでは一つ一つ異なる現場へのアプローチをオーダーメイド中心に手掛けさせて頂いております。その効果性は特に後継者育成や幹部養成の様な個々人のリーダーシップ開発、戦略的には事業や組織における創造性開発、そしてプロジェクトチームや部門間連携におけるコミュニケーション開発に大きな成果を発揮させて頂いて来ました。

特に創造性は今やチームによる協働性に優るアプローチはありません。働き方改革も事務効率や時短が本義ではなく創造的な仕事改善が本義です。ストレス問題も癒しが解決策ではなく、ストレスを弾き飛ばす未来への目的的行動の創出が抜本的な施策と云えます。そしてこれこそがイノベーションの原動力であることは確かです。お陰様でJoyBizはその成果への評価から大企業から協同組合まで多彩な組織体からご導入を頂けるまでに成長させて頂いて今年で10周年を越えることが出来ました。

JoyBizはインベーションの開発を通り一遍ではなく抜本的な段階からアプローチする実業的存在です。イノベーションを組織レベルで促進したいと考える方々、組織をポジティブな状態に活性化させたいと期する方々、次代に上手く経営を引き継ぎ、持続的に成長を為し得たいと願う方々、そして何よりも戦略を実行レベルに起動させたいと苦慮なさっている方々にこそお役に立てると自負しております。

そうしてそういったお付き合いを通して少しでも社会の発展に貢献していければ、と切に願っている次第です。
ご縁の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

※VUCA(Volatility-変動性・不安定さ、Uncertainty-不確実性・不確定さ、Complexity-複雑性・困難さ、Ambiguity-曖昧性・不明確さ)

関連書籍のご紹介

問題解決のセンスをみがく本

この度、「問題解決のセンスをみがく本」を出版させて頂きました。
皆様の問題解決のヒントとなれば幸いです。

イノベーションを起こすために問題解決のセンスをみがく本

JoyBizコンサルティングは「Joy溢れる経営」のサポートを目指しており、そこには「経済性の成功」そして「関係性の成功」の2つが必要であると考えています。

問題解決のセンス。実はこれは経済性だけではなく、「関係性」という所にもフォーカスしています。
問題解決というと、「道具性」や「理論」、「思考方法」等が良く取り上げられて、それらを紹介する書籍は山の様にあります。

本書では、「理論」と「フレームワーク」もお伝えはしますが、それ以上に「問題解決がなぜうまく行かないのか?」を以下観点から問題提起をしております。

その1 「状況に適合した問題解決技法の使い分けができていない」

その2 「個人の経験に根差すものの見方や考え方、
先入観といった“観念の枠”が及ぼす影響に気付いていない」

その3 「人々の知恵や行動を一体化し、かつ相乗的に活かす
チーム学習的な活動の影響性に目が向いていない」

この3つの盲点をしっかりマネジメントすることができれば、問題解決が促進できるということにつながります。

是非以下の流れで本書を参照頂ければ幸いです。
1章・2章
⇒問題の種類と、それに合った技法
3章
⇒「イノベーション」を起こす為に必要な「人財のイノベーションとは?」
4章
⇒個人の力量だけではなく、「集団力学」によって「人財のイノベーション」を引き起こす

もう十分スキルの修得及び勉強をされてこられた皆様であれば、「イノベーションをおこす起こすために」、特に3章・4章がご参考になれば幸いです。